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CVポートへの点滴針の刺入の失敗により抗癌剤が漏出し、皮膚瘢痕と方の運 動制限が生じた事例

事案

50代女性の乳がんに対する抗がん剤治療を、埋め込みの「ポート」に点滴針を刺入して行っていましたが、担当した看護師が、その刺入が不十分である事に気付かず、刺入部から抗癌剤が漏出して、皮膚障害及び関節障害が生じました。

事務所の対応

相手方の医師・医療機関が当初から過失を認め、協力的な話し合いが行われ、時間はかかりましたが、双方が納得する後遺障害認定の後、示談により高額と言える賠償が行われました。

解説

相手方である医師・医療機関が過失を認めている場合は話し合いでの解決が可能ですが、賠償額を決定するには後遺障害を認定しなければならず、この後遺障害の等級が1つ違うだけで賠償額が大きく変わります。本件では、医師・医学博士である弁護士が交渉に当たる事で、一定の時間は要しましたが、相互に納得のできる後遺障害認定の下、妥当な解決ができました。

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