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12月25日の日刊ゲンダイに「年老いた親の1人暮らしを続けさせるのは是か非か」が掲載されました。

12月25日の日刊ゲンダイに「年老いた親の1人暮らしを続けさせるのは是か非か」が掲載されました。

現在65歳以上の1人暮らしの割合は、男性で13%、女性で21%であり、65歳以上の世帯主の33%が1人暮らしです。これから団塊の世代の死別が進むと、高齢者の1人暮らしは一層進むと考えられます。

日本では高齢者の1人暮らしの増加は「心配」「家族の絆の崩壊」という文脈で語られがちで、特に離れて暮らす独居の親がいる子供としては、「呼び寄せて同居した方がいいのでは?」という義務感にとらわれがちです。しかし、高齢になればなるほど変化への対応能力は下がり、新たな環境に合わせることは難しくなります。特に高齢者では人間関係が限定され、住み慣れた所から離れて新たな環境に置かれた時、新たな友人づくりは困難です。田舎で暮らしていた親のためを思って都会の家に呼び寄せたら、趣味も友人もなくして閉じこもり、一気に認知症が進んでしまった例は枚挙にいとまがありません。
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